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ワクチンの接種とは

更新日:2024年03月05日

ワクチン接種とは

  • 「ワクチン」とは、病原体(ウイルスや細菌)そのもの、または病原体を構成する物質などをもとに作られる薬品です。
  • ワクチンを接種することで、その病原体に対する免疫ができ、その感染症の発症を予防したり、重症化を防ぐ効果が期待されます。

ワクチン接種の副反応とは

  • ワクチンを接種することで、免疫を獲得すること以外に出てくる反応を「副反応」と言います。
  • ワクチン接種により、接種部位の痛みや頭痛、倦怠感、筋肉痛などの軽い副反応がみられることがあります。また、極めて稀ですが、重い副反応がみられることがあります。
  • 重い副反応の中には「アナフィラキシー」という、薬や食物が身体に入ってから短時間で起きるアレルギー反応があります。
  • じんま疹などの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状などが急に起こります。
  • 参考として、米国でのファイザー社の新型コロナワクチン接種後に報告されたアナフィラキシーは、100万回あたり5例(1月18日時点)です。
  • 接種会場では、接種後、様子観察をする場所を設け、もしアナフィラキシーなどが起こっても、すぐに対応が可能なよう医薬品などを準備しています。

ワクチンの効果、安全性は

  • ワクチンの薬事承認に当たっては、有効性や安全性を慎重に審査します。
  • 今後、承認を得たワクチンは、いずれも一定以上の効果があることになります。
  • ワクチンの接種が開始されると、副反応を疑う事例を収集し、専門家による評価を行い、こうした結果を公表するなどして、安全性に関する情報提供などを行っていきます。

健康被害救済制度とは

  • 予防接種によって引き起こされた副反応により、医療機関での治療(通常入院を要する程度)が必要になったり、生活に支障が出るような障害を残すなどの健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく補償を受けることができます。
  • 健康被害の程度等に応じて、法律で定められた金額が支給されます。
  • 健康被害が予防接種によって引き起こされたものなのか、別の原因によるものなのか、その因果関係を様々な分野の専門家からなる国の審査会にて審議し、予防接種によるものと認定された場合に補償を受けることができます。

ワクチン接種には、同意が必要です

  • 新型コロナウイルス感染症のワクチンの接種は、強制ではありません。接種を受ける人の同意がある場合に限り接種が行われます。
  • ワクチン接種による感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について理解した上で、自らの意思で接種を受けていただきます。受ける人の同意なく、接種が行われることはありません。
  • 千早赤阪村では、今後もワクチンに関する最新の情報を広報紙やホームページなどを通じて、皆さんにお知らせしますので、ご確認をお願いします。

千早赤阪村新型コロナワクチン接種コールセンター

〒585-8501

大阪府南河内郡千早赤阪村大字水分180番地

電話番号:0721-26-7265

ファックス:0721-70-2021

時間:午前9時から午後5時30分まで(土曜日・日曜日、祝日は除く)