成人用肺炎球菌(23価)ワクチンの接種費用を助成します
肺炎球菌感染症は、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。日本人の約3~5%の高齢者では鼻や喉の奥に菌が常在しているとされます。これらの菌が何らかのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を起こすことがあります。
肺炎球菌には93種類の血清型があり、今回定期接種、任意接種助成で使用される23価ワクチンは、そのうち23種類の血清型に効果があります(成人の重症の肺炎球菌感染症の原因の約7割を占めるという研究結果があります)。
なお、「成人用肺炎球菌(23価)ワクチン」はこれまで任意予防接種で実施していた「高齢者肺炎球菌ワクチン」と同じワクチンです。
助成対象者
千早赤阪村に住民登録があり、下記の年齢となる人
令和6年度の定期接種
予防接種法に基づく健康被害救済制度の対象
1.65歳の人
2.60歳から65歳未満で、心臓、腎臓、呼吸器等に一定の障がいがある人(身体障害者手帳1級または同程度)
任意予防接種
「独立行政法人医薬品医療機器総合機構法」に基づく救済の対象
66歳以上で定期接種対象以外の人
自己負担額・回数
3,000円(1人につき1回のみの助成)
生活保護世帯の人は免除されますので、事前に健康課(保健センター1階)窓口まで申し出てください。
事前に保健センターへの連絡が必要です。
成人用肺炎球菌ワクチン接種(個別接種)実施医療機関 (PDFファイル: 171.7KB)
手続
- 事前に健康課(保健センター1階)窓口で申請してください。 「成人用肺炎球菌(23価)予防接種予診票」をお渡しします。
- 「予診票」を受け取った後、医療機関へ接種の予約をしてください
- 接種当日は、健康保険証などをご持参し、3,000円を医療機関でお支払いください。
注意
- 既に村の「高齢者肺炎球菌ワクチン」の助成制度を受けた人は助成できません。
- 1回目の接種から5年を目安に一定の間隔があれば、医師の判断で2回目の接種ができますが、公費助成は1人につき1回限りです。
- このワクチン接種について健康保険などの適応がある人は助成を受けられません。
問い合わせ
千早赤阪村健康課(保健センター)電話番号 0721-72-0069
- この記事に関するお問い合わせ先
更新日:2024年04月01日