食育のようす(村立小学校2年生「やさいのひみつ」)

更新日:2025年06月27日

ひみつボックスに手をいれて、中に入っている野菜が何か考える、赤阪小学校2年生

 

食育のようすを紹介します。小学校では、各学年で教科等と関連した食に関する指導を行っています。小学2年生では、生活科と関連して、「やさいのひみつ」という題材で、野菜に興味を持ち、野菜を食べることの大切さを知ってもらう学習を行っています。赤阪小学校は6月12日、千早小吹台小学校は6月23日におじゃましました。

 

はじめに「ひみつボックス」に隠された野菜を、手で触って、何の野菜か考えます。

 

「本物の野菜が入ってるの?」

「ちょっとこわいなあ…」

 

ひみつボックスの中の野菜が何か答える赤阪小学校2年生

 

「つるつる。ほんで…ほそいかな。」

「なんか冷たい。で…あっ、とげとげがある。」

「たぶん緑色のやつ!」

 

触った子が、形や触り心地を言って、それをヒントに、他の子ども達も考えます。「せーの」で答えを言うと、大正解!で触った子も他の子も大喜びでした。

 

ネギの香りや感触を確かめる、千早小吹台小学校2年生

 

4種類の野菜を当てたあと、香りや感触も確認してもらいました。

 

「くさい?ん?」

「玉ねぎみたいなにおい」

 

やさいのひみつを考える千早小吹台小学校2年生

 

「ひみつボックス」に入れていた野菜は、実は全てその日の給食に入っていた野菜でした。

 

さあ、ここからは、なぜ食事に野菜をたくさん使うのか「やさいのひみつ」について考えます。子ども達は、ヒントのイラストを見たりして、野菜にしかないひみつがわかりました。

 

ぬいぐるみを使って、小腸の長さを確認する赤阪小学校2年生

 

野菜はおなかの中で働いてくれます。特に腸とも関係があるので、人間の腸の長さを、エプロンシアターを使って確認してみました。ピンク色の小腸をのばすと…

 

「ええ~っ!?どこまでのびるの?」

「こんなに長いの?何メートル?」


と、子ども達はとても驚いていました。

 

ワークシートに書いた振り返りを発表する千早小吹小学校2年生

 

そんな長い腸で野菜に働いてもらうには…どうしたら良いでしょうか?子ども達は、学習プリントに、わかったことや、これからやってみようと思うことをしっかり書いて、発表もしてくれました。

 

これからの給食で、野菜をしっかり食べてくれるのが楽しみです。

 

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