給食時間のようす(赤阪小学校1年生)
給食時間のようすを紹介します。9月1日は、赤阪小学校1年生におじゃましました。
まだまだ暑いので、給食調理の衛生管理を考え、2学期当初は、和え物などの料理を避けたり、ドレッシングはいつもの手づくりではなく市販品にしたりしています。
この日の献立は、カレーライス、ブロッコリーのサラダ、すだちゼリー、牛乳とシンプルな献立になっていますが、配膳しやすく、食べやすいメニューですので、子ども達も先生方も喜んでくれていました。担任の先生に教えてもらいながら、子どもたちは頑張って配膳をしていました。
全員の分を配り終えたら「いただきます」です。丁寧に食事のあいさつができると、落ち着いた給食時間を始めることができます。今年度の赤阪小学校の食育重点項目のひとつが「食事のあいさつ」です。
子どもたちに「『いただきます』って、なんで言うか知ってる?」と尋ねると、「えーと、ごはんの前にはみんな一緒に言うのが良いことやから」と答えてくれました。「一緒に言う」「良いこと」とわかっているのは、1年生なのにすごいですね。
私から、もう少しだけ付け加えさせてもらいました。「みんな『ありがとうございます』も挨拶で言っているやろ。それはね『食事を用意してくれた人にありがとう』とか、『食べ物にありがとう』という意味があるんやよ」とお話しました。1年生はこども園からの挨拶の習慣をうまく続けていて、日直さんの「いただきます」の発声のあと、他の子が「ありがとうございます。いただきます」と答えています。素敵な挨拶の流れですね。
この日は「朝ごはんクイズ」もしましたが、1学期にも読んだ「にがてなたべものにチャレンジ」という紙芝居の続きを読みました。主人公が、どんな工夫で苦手なものを食べて、がんばった結果どんないいことがあるか、という短い物語が、苦手な食べ物5種類ごとにあります。
赤阪小学校1年生では、きのこ編、豆編、魚編までお話していたので、今日はその続きの、ニンジン編、ピーマン編をお話しました。
ニンジンが苦手な主人公。どんなふうに頑張って食べたかな~、と問いかけると、「鼻をつまんで食べた!」「苦手なものから先に食べた!」と、きのこ編、豆編、魚編の主人公の工夫を覚えていて、すごいな~と思いました。
今回のニンジン編、ピーマン編では、主人公がもう一段成長した頑張りを見せます。子どもたちは「へえ~」と聞きながら、「そっか、苦手なものも頑張って食べれば、だんだん食べられるようになるよな」と納得した様子の子もいました。そのあと、「私はピーマン好きやよ」とか「昔、○○が苦手やったけど食べられるようになったよ」と、自分の事をたくさん話してくれました。この調子で、苦手なものにチャレンジしていって欲しいです。
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更新日:2025年09月03日