食育のようす（小学5年生）

食育のようすを紹介します。「バランスの良い1食分の食事について考えよう」という題材で、小学5年生の家庭科と関連した学習をしています。1月18日は赤阪小学校、1月25日は千早小吹台小学校におじゃましました。

はじめに、自由に料理を選びますが、そのあと、バランスの良い献立とは何か、ということを学習し、自分が選んだ料理のバランスはどうだったか、主食、主菜、副菜に分類して確認する、という流れです。

「どのメニューにする？」「これは外せないなあ～♪」「デザートは？」など、自分が選ぶ料理を近くのお友達と相談して、お互いの好みなどを情報交換していました。食育は「食べ物」という、とても身近な題材を使って学習しますので、子ども達の会話が弾み、楽しい雰囲気で授業が進みます。

そして、主食、主菜、副菜のバランスを考えながら、もう一度、料理を選びなおします。

千早小吹台小学校では資料プリントはデジタルで配布しました。担任の先生がタイミングを見計らって、順番に送ると、子ども達はスイスイと資料データを開いていました。タブレット操作は本当に大人よりも慣れるのが早いなあと思いました。

最後に、バランスを考えて、選びなおした献立を発表してもらいました。

「主食はごはん、主菜は肉じゃが、副菜はサラダとコーンスープ…」と、ちゃんと副菜を2品選んでいます。

どの児童も、選びなおした献立に自信を持っていたようで、発表したい人がたくさんいました。

最後に「千早赤阪村学校給食献立コンテスト」という宿題を出しました。この授業で学習したことをふまえながら、実際の給食で食べてみたいなあ、という献立を作成してもらいます。

提出された献立のうち、すばらしかったものが、5月頃の給食献立に採用されます。どんな献立案が出てくるか楽しみにしています！