4年ぶりの交流バイキング給食を実施しました(小学校6年生)

更新日:2023年12月22日

12月1日に、赤阪小学校と千早小吹台小学校の6年生がくすのきホールに集まり、交流バイキング給食を実施しました。コロナ禍の3年間は各校の6年教室でカスタムランチボックスを食べながら自己紹介スライドを見る、という形でしたが、本来の集合型で実施できるのは、実に4年ぶりです。

小学校から中学校の9年間の給食で、小学6年生だけ体験できることなので、子ども達はとても楽しみにしています。教職員も集合型の復活を感慨深い気持ちで迎えました。

 

事前に、これまで家庭科や食育で学習したことを振り返りながら、会場のようすや料理の取り方も説明します。

 

 

交流バイキング給食は、一食分をバランス良く食べることと、他校の6年生と交流を深めることの目標があります。子ども達は、楽しみとドキドキの気持ちが混ざりつつ、当日、楽しもうと思うことや、がんばろうと思っていることをひとりひとりカードに書きました。
 

 

上の写真は、当日の給食センターの朝礼のようすです。

 

小学校1~5年生や中学生は通常の給食がありますので、この日は給食センターが一年で一番忙しい日です。調理員さんはいつもより多い人数で、早い時間から給食の準備をしてくれました。

 

もやしスープを移し替える両小学校の教頭先生

 

会場では、両校の教頭先生はじめ、村役場教育課の方々にセッティングをお手伝いいただきました。お忙しいところ、本当にありがとうございました。

 

バイキングがんばりカードを見る小学6年生

 

12時になると、各校から6年生がやってきました。会場に入ると、事前学習で書いた「がんばりカード」を興味津々で見ていました。

 

はじめの挨拶をする校長先生

 

全員が席について、開会です!はじめに、校長先生が交流バイキング給食のめあてや、今回、特別に使うことができた北海道・森町のホタテ貝柱について、お話をして下さいました。

 

班で自己紹介をする両小学校6年生

 

次に、自己紹介タイムです。二校の小学校がミックスされた班になっています。幼稚園や保育園で一緒だった子もいるので、少しドキドキしながらも、どの班も笑顔で自己紹介をできていました。

 

 

それでは、お待たせしました! 交流バイキング給食、盛り付けのスタートです。

 

主食を選ぶ子ども達

 

上の写真は主食コーナーです。

 

「どれがわかめおにぎり?」「やきそばはどの位取っていいの?」

 

主菜を選ぶ子ども達

 

主菜コーナーは、貝柱のバター醤油焼きやから揚げなど、人気の料理がたくさん!

 

「どれにしようかな~?」「全部食べたいなあ~」

 

副菜を選ぶ子ども達

 

副菜とデザートコーナーも、給食で人気のピリカラきゅうりやじゃこピーマンが並んでいます。

 

「うわ!生パイナップルあるやん!」「デザートは全部ひとつずつ取っていいんやったっけ?」

 

お話をしながら会食する子ども達

 

料理が取れたら、会食スタート!最初は少し緊張していた子ども達でしたが、食べ進むにつれて、ワイワイ楽しくお話できていました。

 

 

担任の先生方も各班を回って、子ども達のようすを見守ってくださっていました。

 

ホタテのバター醤油焼きをおかわりしているようす

 

最初に取った料理を食べたら、おかわりOKです。今回の料理の目玉「北海道・森町のホタテ貝柱のバター醤油焼き」は大変な人気で、あっという間に完食になりました。ぷりぷりで肉厚のホタテ貝柱でした!

 

北海道・森町のホタテ貝柱の箱とお礼の色紙

 

今回、北海道・森町のご厚意でいただく事ができた、ホタテ貝柱。肉厚で甘みがあって、本当においしかったです。食べた子ども達や教職員からの感想や感謝の言葉を色紙にまとめて、お礼としてお送りしました。

 

ふりかえりシートに自分の食べた量を記入する小学6年生

 

食べた後は、子ども達は「ふりかえりシート」に食べた量を記録します。それをもとに、給食センターでエネルギー計算をして子ども達に返しますが、自分の食べた量のエネルギーはこのくらいだったんだ、と体感して欲しいと思っています。

 

「ごちそうさま」の挨拶をする小学6年生

 

そして「ごちそうさま」の挨拶です。代表の児童が出て、楽しかったことや頑張ったこと、関わってくださった方々への感謝を言って、挨拶をしてくれました。

 

片付けもみんな協力してきれいに行い、最後は全員で記念写真を撮って学校に帰りました。最初は緊張の表情だった子ども達も、最後はワイワイお話をして、ニコニコと笑顔がいっぱいでした。

 

バイキング給食で食べた栄養価を確認する6年生

 

後日、交流バイキング給食で食べた栄養価を計算した「ふりかえりシート」を6年生に返しに行きました。当日の写真もスライドで見ながら、「鶏のから揚げおいしかったよなあ~」とか「貝柱めっちゃおかわりしたで」などと話し、そして、自分の食べた栄養価を見ました。

 

「えっ!?」「こんなに!?」という声が聞こえましたが、小中学校生活で一度だけの交流バイキング給食ですので、その日ばかりはカロリーオーバーも仕方ないですね。でも、このくらい食べたら、このくらいのカロリーになる、ということが分かったと思います。

 

バイキング給食で食べた栄養価を確認する6年生

 

「うわ~俺すごいなあ」「どんな感じ?」と、お互いに情報交換をしていました。自分の食べた量がどのくらいだったのか、興味を持ってくれたのが、写真のようすを見てもわかりますね。

 

4年ぶりの交流バイキング給食、栄養バランスを考えたり、交流ができたり、と、実りある給食になったと思います。

 

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