食育のようす(村立小学校2年生「やさいのひみつ」)

更新日:2023年06月29日

ひみつボックスに手をいれて、中に入っている野菜が何か考える、赤阪小学校2年生

 

食育のようすを紹介します。小学校では、各学年で教科等と関連した食に関する指導を行っています。小学2年生では、生活科と関連して、「やさいのひみつ」という題材で、野菜に興味を持ち、野菜を食べることの大切さを知ってもらう学習を行っています。千早小吹台小学校2年生は6月15日、赤阪学校は6月16日におじゃましました。

 

はじめに「ひみつボックス」に隠された野菜を、手で触って、何の野菜か考えます。

 

「本物の野菜がが入ってるの?」

「ちょっとこわいなあ…」

 

ひみつボックスの中の野菜が何か考える赤阪小学校2年生

 

「ん?これは…」

「手がはいらないくらい、大きいぞ…」

「ん?丸いかな…」

「ペラペラしている…」

 

触った子が、形や触り心地を言って、それをヒントに、他の子ども達も考えます。

 

正解の野菜をみて喜ぶ、赤阪小学校2年生

 

正解は…「キャベツです~!」

 

「めっちゃ大きい~!」」

「丸くて、ペラペラしてるのははっぱかあ~」

 

きゅうりの香りをかぐ、千早小吹台小学校2年生

 

4~5種類の野菜を当てたあと、香りも確認してもらいました。

 

「くさい?ん?葉っぱみたい」

「なんか苦い香りがする」

「はやく、僕にも~」

 

やさいのひみつを考える千早小吹台小学校2年生

 

「ひみつボックス」に入れていた野菜は、実は全てその日の給食に入っていた野菜でした。

 

さあ、ここからは、なぜ食事に野菜をたくさん使うのか「やさいのひみつ」について考えます。子ども達は、ヒントのイラストを見たりして、野菜にしかないひみつがわかりました。

 

ぬいぐるみを使って、小腸の長さを確認する千早小吹台小学校2年生

 

野菜はおなかの中で働いてくれます。特に腸とも関係があるので、人間の腸の長さを、エプロンシアターを使って確認してみました。ピンク色の小腸をのばすと…

 

「ええ~っ!?どこまでのびるの?」

「こんなに長いの?何メートル?」

 

と、子ども達はとても驚いていました。この長い腸で野菜に働いてもらうには…どうしたら良いでしょうか?子ども達は、学習プリントに、わかったことや、これからやってみようと思うことをしっかり書いていました。

 

これからの給食で、野菜をしっかり食べてくれるのが楽しみです。

 

この記事に関するお問い合わせ先

学校給食センター
〒585-0043 大阪府南河内郡千早赤阪村大字桐山258番地

電話番号:0721-72-1112(直通)
ファックス:0721-72-1118