食育のようす(村立小学校2年生「やさいのひみつ」)

食育のようすを紹介します。小学校では、各学年で教科等と関連した食に関する指導を行っています。小学2年生では、生活科と関連して、「やさいのひみつ」という題材で、野菜に興味を持ち、野菜を食べることの大切さを知ってもらう学習を行っています。千早小吹台小学校2年生は6月15日、赤阪学校は6月16日におじゃましました。
はじめに「ひみつボックス」に隠された野菜を、手で触って、何の野菜か考えます。
「本物の野菜がが入ってるの?」
「ちょっとこわいなあ…」

「ん?これは…」
「手がはいらないくらい、大きいぞ…」
「ん?丸いかな…」
「ペラペラしている…」
触った子が、形や触り心地を言って、それをヒントに、他の子ども達も考えます。

正解は…「キャベツです~!」
「めっちゃ大きい~!」」
「丸くて、ペラペラしてるのははっぱかあ~」

4~5種類の野菜を当てたあと、香りも確認してもらいました。
「くさい?ん?葉っぱみたい」
「なんか苦い香りがする」
「はやく、僕にも~」

「ひみつボックス」に入れていた野菜は、実は全てその日の給食に入っていた野菜でした。
さあ、ここからは、なぜ食事に野菜をたくさん使うのか「やさいのひみつ」について考えます。子ども達は、ヒントのイラストを見たりして、野菜にしかないひみつがわかりました。

野菜はおなかの中で働いてくれます。特に腸とも関係があるので、人間の腸の長さを、エプロンシアターを使って確認してみました。ピンク色の小腸をのばすと…
「ええ~っ!?どこまでのびるの?」
「こんなに長いの?何メートル?」
と、子ども達はとても驚いていました。この長い腸で野菜に働いてもらうには…どうしたら良いでしょうか?子ども達は、学習プリントに、わかったことや、これからやってみようと思うことをしっかり書いていました。
これからの給食で、野菜をしっかり食べてくれるのが楽しみです。
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更新日:2023年06月29日