交流バイキング給食を実施しました(小学校6年生)
12月12日に、赤阪小学校と千早小吹台小学校の6年生がくすのきホールに集まり、交流バイキング給食を実施しました。コロナ禍を経て、昨年度から本来の集合型で実施しています。
小学校から中学校の9年間の給食で、小学6年生だけ体験できることなので、子ども達はとても楽しみにしていました。
事前に、これまで家庭科や食育で学習したことを振り返りながら、会場のようすや料理の選び方を聞きます。いつもの給食とは全然違うので、どんな事に気をつけたらいいか、「食事マナー」についても考えました。
交流バイキング給食は、一食分をバランス良く食べることと、他校の6年生と交流を深めることの目標があります。子ども達は、楽しみとドキドキの気持ちが混ざりつつ、当日、楽しもうと思うことや、がんばろうと思っていることをひとりひとりカードに書きました。
上の写真は、当日の給食センターの朝礼のようすです。
小学校1~5年生や中学生は通常の給食がありますので、この日は給食センターが一年で一番忙しい日です。調理員さんはいつもより多い人数で、早い時間から給食の準備をしてくれました。
学校給食では、子ども達が食べる前に、給食が問題ないか確認する「検食」という仕事があります。配送先の各学校では校長先生がして下さっています。給食センターでは学校よりもさらに早く、職員が検食しますが、この日は通常給食に加え、バイキング給食分もあるので、二名で安全を確認しました。
会場では、両校の教頭先生はじめ、村役場教育課の方々にセッティングをお手伝いいただきました。お忙しいところ、本当にありがとうございました。校長先生も一足早く来て下さり、ねぎらいのお言葉をかけて下さいました。
12時になると、各校から6年生がやってきました。会場に入ると、事前学習で書いた「がんばりカード」を興味津々で見ていました。
全員が席について、開会です!はじめに、校長先生がこの行事の歴史や交流バイキング給食のめあてをお話してくださいました。上の写真のとおり、子ども達は体を向けてとてもしっかり話を聞けていました。
次に、自己紹介タイムです。二校の小学校がミックスされた班になっています。幼稚園や保育園で一緒だった子もいるので、少しドキドキしながらも、どの班も笑顔で自己紹介をできていました。
それでは、お待たせしました! 交流バイキング給食、盛り付けのスタートです。
上の写真は主食コーナーです。
「わかめか梅、どっちにしよう?」「のりをつけて…」
主菜コーナーは、貝柱のごま醤油焼きやから揚げなど、人気の料理がたくさん!
「全部食べたいなあ~」「貝柱は1個〇〇円らしいで!?」
副菜とデザートコーナーも、給食で人気のピリカラきゅうりやじゃこピーマンが並んでいます。
「カップケーキ、めちゃ美味しそう!」「デザートは全部ひとつずつ取っていいんやったっけ?」
汁もの、飲み物コーナーでは、カセットコンロで温めたもやしスープを、教頭先生方が盛り付けて下さいました。ジュースは二種類用意して、氷で冷やされています。
「スープ取った?」「どっちのジュースにしようかな~」
全員の配膳が終わり、席についたら「いただきます」です。今年は赤阪小学校の代表が発声をしてくれました。
「給食残さずたべるぞ!オー!!」では、自然にみんなの声がそろい、腕も上げ、とても楽しい雰囲気でスタートできました。
料理が取れたら、会食スタート!最初は少し緊張していた子ども達でしたが、食べ進むにつれて、ワイワイ楽しくお話できていました。
最初に取った料理を食べたら、おかわりOKです。最初に選ばなかった料理も取れます。もう一度食べたい料理も取れます。おかわり1回につき、1個ずつですが、何回でもおかわりできます!
子ども達は食べたいものを食べられる量でたくさんおかわりしに行ってくれました。嬉しいです。
食べた後は、子ども達は「ふりかえりシート」に食べた量を記録します。それをもとに、給食センターでエネルギー計算をして子ども達に返しますが、自分の食べた量のエネルギーはこのくらいだったんだ、と体感して欲しいと思っています。
そして「ごちそうさま」の挨拶です。代表の児童が出て、楽しかったことや頑張ったこと、関わってくださった方々への感謝を言って、挨拶をしてくれました。特に「小学校同士で交流ができてよかったです。中学校へ行っても仲良くしましょう。」という言葉に、交流バイキング給食ができて本当に良かったと思いました。
片付けもみんな協力してきれいに行い、最後は全員で記念写真を撮って学校に帰りました。最初は緊張の表情だった子ども達も、最後はワイワイお話をして、ニコニコと笑顔がいっぱいでした。
後日、交流バイキング給食で食べた栄養価を計算した「ふりかえりシート」を6年生に返しに行きました。当日の写真もスライドで見ながら、「楽しかったなあ~」とか「貝柱めっちゃおかわりしたで」などと話し、そして、自分の食べた栄養価を見ました。
「えっ!?」「こんなに!?」という声が聞こえましたが、小中学校生活で一度だけの交流バイキング給食ですので、その日ばかりはカロリーオーバーも仕方ないですね。でも、このくらい食べたら、このくらいのカロリーになる、ということが分かったと思います。

「うわ~俺すごいなあ」「どんな感じ?」と、お互いに情報交換をしていました。自分の食べた量がどのくらいだったのか、興味を持ってくれたのが、写真のようすを見てもわかりますね。
小中学校生活で一度だけの交流バイキング給食、栄養バランスを考えたり、交流ができたり、と、実りある給食になったと思います。
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学校給食センター
〒585-0043 大阪府南河内郡千早赤阪村大字桐山258番地電話番号:0721-72-1112(直通)
ファックス:0721-72-1118
更新日:2024年12月18日