給食時間のようす（千早小吹台小4年生）

 

給食時間のようすを紹介します。5月23日は、千早小吹台小学校4年生におじゃましました。

 

4年生にもなると、給食の準備は自分たちでどんどんできていて、盛り付け量の配分もとても上手にできていました。また、トレーには正しい料理の並べ方ができていて、去年、学んだことを実践できていて、すばらしいな、と思いました。

 

 

校長先生も給食時間のようすを見に来てくださいました。子ども達が「校長先生はもう給食たべたんやんな？」と聞くと、「良く知ってるねえ、食べましたよ。なぜ、校長先生だけ早く食べているか知っていますか？」と問いかけられました。

 

「毒味！」と答えた子ども達。「そうそう、良く知ってるね。『検食』といって、みんなが食べる前に給食を食べて、もし、おかしいな、危ないんちゃうかな、って思ったら、給食センターに確認して、みんなが食べてよいか判断するお仕事なんですよ。」と校長先生が説明してくださいました。

 

子ども達は「もしなんかあったら、校長先生の体が大変！」と心配してくれていました。「給食センターでは安全に給食を作ってくれているから、今までそんなことは一度もなかったけど、この仕事は学校でも安全を確認するために必要なんですよ。」とおっしゃって下さっていました。

 

 

この日の副菜は「チンゲンサイのじゃこ和え」でしたので、「ちりめんじゃこクイズ」をしました。

 

そのあと「チリモン」を紹介しました。ちりめんじゃこにまぎれているじゃこ以外の海産物を「チリメンモンスター（略してチリモン）」と呼びます。小さいエビやタコがまぎれていることありますよね。チリモンは食べられるものがほとんどですが、給食センターでは調理前にチェックして、できるだけ取り除いています。

 

でも、色々な海産物があって、ただ捨てるのはもったいないので、乾燥させて保管しておいたものを見てもらいました。アジの仲間やタイの仲間、エビやカニの赤ちゃん、タチウオの赤ちゃんなど、よーく見ると、形にも特徴があって面白いです。

 

きしわだ自然資料館からもらった、チリモンのパンフレットと見比べて、「これはアジか？」「イカとタコ、どっちだろう？」と、興味津々に見てくれていました。

 

チリモン図鑑 （チリメンモンスターを調べられます）