食育のようす(村立小学校2年生「やさいのひみつ」)

食育のようすを紹介します。小学校では、各学年で教科等と関連した食に関する指導を行っています。小学2年生では、生活科と関連して、「やさいのひみつ」という題材で、野菜に興味を持ち、野菜を食べることの大切さを知ってもらう学習を行っています。千早小吹台小学校は6月18日、赤阪小学校は6月21日におじゃましました。
はじめに「ひみつボックス」に隠された野菜を、手で触って、何の野菜か考えます。
「本物の野菜が入ってるの?」
「ちょっとこわいなあ…」
「下は細くて、つるつる。」
「上は…こんもり?ざらざら?」
「たぶん緑色のやつ!」
触った子が、形や触り心地を言って、それをヒントに、他の子ども達も考えます。ブロッコリーとか小松菜、と答えている子もいましたが、正解は「パセリ」でした。これは、ちょっと難しかったですね。

4種類の野菜を当てたあと、香りや感触も確認してもらいました。
「くさい?ん?葉っぱみたい」
「なんか苦い香りがする」
「次どうぞー」
「ひみつボックス」に入れていた野菜は、実は全てその日の給食に入っていた野菜でした。
さあ、ここからは、なぜ食事に野菜をたくさん使うのか「やさいのひみつ」について考えます。子ども達は、ヒントのイラストを見たりして、野菜にしかないひみつがわかりました。

野菜はおなかの中で働いてくれます。特に腸とも関係があるので、人間の腸の長さを、エプロンシアターを使って確認してみました。ピンク色の小腸をのばすと…
「ええ~っ!?どこまでのびるの?」
「こんなに長いの?何メートル?」
と、子ども達はとても驚いていました。
そんな長い腸で野菜に働いてもらうには…どうしたら良いでしょうか?子ども達は、学習プリントに、わかったことや、これからやってみようと思うことをしっかり書いていました。
これからの給食で、野菜をしっかり食べてくれるのが楽しみです。
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更新日:2024年06月27日