奉建塔とスイセン

くすのきホールや道の駅、資料館のある楠公誕生地より南へ3分ほど歩くと大きな石積みの塔があります。「奉建塔」と呼ばれているこの塔は、徳島県の画家・森下白石氏が発起人となり、昭和15年に楠公600年祭記念として建てられました。
塔の高さ43尺は湊川で戦死した時の楠木正成の年齢である43才を表わしています。また、刻まれた文字「非理法権天」は「非は道理に勝たず、道理があっても法則には勝てない。法がきめられていても権力には勝てない。その権力も天命には勝てない」という意味があり、正成が旗印として用いたと言われています。
奉建塔のたもとには約5万本のニホンスイセンが咲く「スイセンの丘」が広がり、1月~2月中旬にかけて一帯に甘い香りが漂います。 なお、桜の名所としても知られています。
お車でお越しの際は、道の駅にご駐車ください。

※奉建塔付近でイノシシの目撃情報が多く寄せらています。十分に注意をし、万が一遭遇した場合にはイノシシを刺激しないようにその場からすぐに離れてください。
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更新日:2024年01月16日