特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」にご注意ください
クビアカツヤカミキリとは
クビアカツヤカミキリは、サクラ・ウメ・モモなどバラ科の樹木に産卵し、幼虫が樹木の内部を食い荒らすことで樹木を枯死させる可能性がある特定外来生物の昆虫です。
人体に害はありませんが、樹木を弱らせ枯らしてしまうため、農業や生態系、景観への多大な被害が懸念されています。
クビアカツヤカミキリを発見した場合
成虫の体長は2~4センチ、全体は光沢のある黒色で、首の周りだけが赤くなっています。飛ぶこともできるため、サクラなどの木がない場所にも飛んでくる場合があります。
幼虫が侵入した木からは、フラス(幼虫のフンと木くずが混ざったもの)が排出され、被害が進行すると、枝が枯れ落ちたり、樹木自体が倒れる恐れがあります。
・6月~8月は、成虫の発生時期です。成虫を見つけた場合、踏みつぶすか殺虫剤などで駆除してください。
・フラスが出ている木は、フラスを掻き出し、幼虫を針金などで刺すか殺虫剤を噴射して駆除してください。
・捕獲して飼うこと、生きたまま運搬することは法律により禁止されています。
クビアカツヤカミキリに関する諸情報について
クビアカツヤカミキリについての情報や、参考となる資料を大阪府が公表しています。
詳しくは大阪府ホームページをご覧ください。
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更新日:2024年08月07日