小吹台地区福祉「やすらぎ会」に対し、防災講話を行いました。
3月21日(金曜日)午前10時から11時まで、いきいきサロンやまゆり(小吹台)2階多目的ホールにおいて、役場危機管理課(現在は、自治防災課)職員が、小吹台地区福祉「やすらぎ会」の会員75名に対し「小吹台の特性に沿った防災の備え」と題して防災講話を行いました。
導入として「ローリングストック」という、災害非常食を特別に備蓄するのでなく、普段よく食べる耐久性食品(缶詰やレトルトなど)を少しだけ多く買っておき、消費したら買い足すという備蓄方法について解説しました。
引き続いて、小吹台地区の地形上の特性やインフラ上の特性について、大雨と大地震が複合的に発生する最悪のシナリオを例に具体的に解説するとともに、平素からの準備、特に非常持ち出し袋に備えておきたい物品などについて現物を提示しながら説明しました。
講話後のアンケートでは「備蓄品や非常持ち出し袋の入組み品など参考になった」という意見があり、講話内容についてすべての方が「大変良かった」「ほぼ良かった」という評価でした。
一方で、避難に際して他の人からの支援が必要となる方(「避難行動要支援者」といいます)の中からは「防災意識は高まらなかった」という意見もありました。
今後は、避難行動要支援者の方に十分配慮した講話内容にするよう努めていきたいと感じさせられました。

小吹台地区福祉「やすらぎ会」の皆さんに集まってもらいました

阿部参事の熱弁です
更新日:2025年06月01日