糖尿病性腎症重症化予防事業
糖尿病性腎症とは?
糖尿病性腎症は、糖尿病の合併症の一つです。糖尿病が発症してすぐに生じるわけではなく、高血糖の状態が長く続いた場合に腎臓が傷んでしまうことで発症します。腎臓は「沈黙の臓器」と言われ、末期的な状態になるまで訴えてこない(自覚症状が現れにくい)ので注意が必要です。重症化すると、人工透析に移行する恐れがあります。
しかし、糖尿病性腎症は特定健診等で糖尿病を早期に発見し、食事や運動等の生活習慣の改善や治療をすることで、進行を遅らせることが可能になります。
こうしたことから、千早赤阪村では、糖尿病性腎症の重症化による人工透析への移行を防止し、村民の健康増進および医療費の適正化を図ることを目的に、糖尿病性腎症重症化予防事業を実施しています。
事業内容
受診勧奨事業
特定健診等の結果から、糖尿病の重症化リスクが高く、医療機関への受診が必要と思われる方に対し、案内通知等により、医療機関への受診をお勧めし、重症化を防止します。通知等が届いた方は医療機関を受診してください。
保健指導事業
その人にあった糖尿病との向き合い方、生活習慣(食事や運動等)の改善の方法等をかかりつけ医と連携しながら保健師・管理栄養士が共に考え、サポートしていきます。対象者となる方には個別で通知します。
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更新日:2025年04月15日