声をだしてみませんか?
自宅で、一人でも家族とも試してみませんか?
声を出してみませんか?
コロナ禍で外出の機会も減り、人と会う事も少なくなり、気がつけば、「何日も会話をしていない」なんてことはありませんか?
そんな時、家で「朗読」はいかがでしょうか?
新聞や気になるエッセイ、料理のレシピ等々なんでも大丈夫です。
意識して口を大きく動かして読んでみてください。
声帯は声を発生する器官ですが、左右それぞれ5つの筋肉とつながっています。長期間声を出さないと筋肉が衰え、声が出にくくなります。
そもそも声を出す筋肉は、飲み込んだ食べ物が気管や肺に入らないよう跳ね返し、食べ物を食道に送る役割があります。筋肉が衰えて緩んだり、隙間があいたりすると、食べ物を跳ね返すことができず、肺に入ってしまいます。そこから肺炎(誤嚥性肺炎)になる人も少なくありません。
またグッと力(りき)むためには、声帯を閉じることが大事です。“声を出す筋肉”が弱くなると、瞬間的に力むことができなくなるので、転びやすくなったり、便秘になったりとリスクが高まります。
毎日、「朗読」することで、予防につながります。
高い声と低い声では別の筋肉を使うので、登場人物になりきって、鍛えてください。
ぜひ、お試しください!!
千早赤阪村保健師
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更新日:2022年01月11日