日本遺産に認定されました!
『「葛城修験」―里人とともに守り伝える修験道はじまりの地』が日本遺産に認定されました!
本村をはじめ和歌山県など22自治体で申請しました、修験道の開祖と言われる役行者(えんのぎょうじゃ)が、はじめて修行を積んだ和歌山県から奈良県にわたる修験の道が、日本遺産に認定されました!
日本遺産って?
地域の歴史的の歴史的魅力や特色を通じて、日本の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として文化庁が認定するものです。
平成27年度から令和2年度まで行われ、認定件数は104件となりました。
ストーリー概要
和歌山~大阪~奈良の境に聳える葛城の峰々。修験道の開祖と言われる役行者(えんのぎょうじゃ)がはじめて修行を積んだこの地は、世界遺産の吉野・大峯と並ぶ「修験の二大聖地」と称されています。
この地には、役行者が法華経を1品ずつ埋納したという28の経塚があり、今も修験者たちは、その経塚や縁の寺社、滝や巨石を巡ります。 そしてその修行にはいつの時代も、この地に暮らす人々との深いつながりがありました。
修験者や地域の人々が大切にしてきた聖地「葛城修験」――修験道の歴史は、ここから始まりました。
申請自治体
都道府県 |
和歌山県(代表)、大阪府、奈良県 |
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市町村 |
和歌山県内 |
和歌山市、橋本市、紀の川市、岩出市、かつらぎ町 |
大阪府内 |
岸和田市、泉佐野市、河内長野市、和泉市、柏原市、 阪南市、岬町、河南町、千早赤阪村 |
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奈良県内 |
五條市、御所市、香芝市、葛城市、王寺町 |
千早赤阪村 構成文化財
多聞寺跡(史跡・未指定)
千早赤阪村では、千早地区に位置する多聞寺跡が、構成文化財の一つとなっています。
多聞寺跡とは、山伏が修行した道場・金剛七坊の一つ「多聞寺」が建っていたと言われる場所です。
跡地に建つお堂には、今でも修験者たちが立ち寄っています。
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更新日:2020年07月01日