給食時間のようす(千早小吹台小2年生) 2019年1月21日

更新日:2019年03月27日

配膳する生徒の写真

1月17日の給食時間のようすを紹介します。千早小吹台小学校2年生におじゃましました。

大きなおむすびを見て「わあ~美味しそう~!」「おいももみかんも大好き!」「豚汁やあ~」と喜ぶ声が聞こえます。

しかし、しばらくすると「今日の給食少なくない?」。そう、この日はは震災献立です。24年前に起こった、阪神淡路大震災を忘れないために、1月17日に近い日で毎年実施しています。

黒板に貼られた震災の写真や当時の食事の様子の写真

阪神淡路大震災を経験していない子ども達に、当時の写真を使ってお話をしました。

「当時、私は大学生で、三学期が始まる日の早朝にすごく大きく長い揺れがきました。鉄道は止まり、テレビで巨大な高速道路が倒れた映像を見て、本当に怖い気持ちになりました。」

「多くの家がつぶれ、学校の体育館などが避難所になりましたが、水道も電気もガスも止まり、飲み水や食べ物もなかなか手に入りません。」

「今、あたりまえに出る水道、お家の人が用意してくれるご飯、学校の給食は、大きな災害が起こると、全て無くなってしまうかもしれません。今日は、水や食べ物の大切さを考えながら、給食を食べて欲しいと思います。」

子ども達は、真剣な目つきで話を聞いてくれました。給食はすべての食缶がからっぽになりました。また、来年も震災献立を実施する予定です。

給食ワゴンの片づけをし担任の先生に確認をしてもらっている様子の写真

最後に、2年生のすばらしい取り組みを紹介します。給食ワゴンの片づけを子ども達だけで行っていますが、「先生!最終チェックおねがいします!」と、担任の先生に確認をしていただいてから、配膳室に返しています。

自分たちで一度やってみてから、先生に確認してもらう…給食だけでなく、学習でも、大人になってからでも、大切なやり方のひとつだと思います。これからも続けて行きましょうね!

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